長さ:12m 巾:38cm 素材:綿100% 日本製
お仕立てをご希望のお客さまへ
※お仕立て開始後の返品・交換はできませんので、ご了承ください。
代引きもご遠慮頂いております。(生地に鋏を入れる為)
真夏に着る浴衣で雪の柄?と思うかもしれませんが、雪は「五穀の精」といわれ豊作を象徴し、雪の結晶である雪華紋は吉祥を表すといわれます。様々な雪華を散らしたこの浴衣は、愛らしいだけでなく、すぐに消えてしまう雪のようにどことなく儚さや謙虚さをも併せ持つ大人柄です。反物で見るよりも仕立上がると、とてもバランスよく雪華が配置されていてすっきりとした着姿になります。コーディネートで色々な雰囲気を楽しんでください。
コーディネート例
水色の菱繋ぎの半巾帯で涼しげな雰囲気を強調したコーディネート。一方、淡い黄色の道屯花織の半巾帯は雪華を花に見立ててほっこりした愛らしさです。
生地について
コーマ糸を浴衣生地に使用したのは竺仙がはじまりです。
涼しさと共にファッション性を求め、コーマ生地を使用して50年が過ぎました。
それまでは浴衣地として長く使われてきたのは、栃木県真岡地方で作られた[岡生地]でした。
しかしながら、竺仙では、三代目当主が質の向上と粋な染め上がりを求め、研究と改良を重ね現在の「コーマ生地」に到達しました。
一般的に綿糸には毛羽があり、良さであると同時に後染めを施すと柄の絵際がぼんやりしてしまいます。
コーマ糸は余分な綿(わた)を取り除いている為、しなやかで肌ざわりが良く、染め上がりをスッキリと表現することが出来ます。
また、生地自体がしっかりしている為お洗濯をされても型崩れしにくいのが特長です。
染めについて
染めは型に沿って糊を施し染料を注ぎ込む、注染という染色法を採用しております。
独特な技法により、手仕事特有の他には無い染め上がりを醸し出しております。
※閲覧環境により画像とは若干色味が異なる可能性がございますので、その点はご了承ください。