【反物】女性『松煙染小紋』華格子マゼンダ色

75,900円(税込)

変化を付けた斜め格子に女性らしい花柄を全体にちりばめています。
所どころにポイントで色を濃くさして小紋風に仕上げています。
格子柄でありながら小花が散りばめられたような可愛らしい印象です。
さらに可愛らしいマゼンダ色で染め上げました。
松煙染の味わいである渋みも加わり、
赤ですが巾広い年齢にお似合いになるでしょう。
このような柄を割り付け文様といいます。
きちんとした印象もありながら、さりげない柄ですので、
帯を変えてひと夏に何度でも着ていただける重宝なお着物です。

生地について

松煙染小紋に使用しております、奥州絣生地は紬糸を使用しているにもかかわらず、紬番手の糸を織り込み、更に絣糸を使用した見た目と異なるしなやかな織物です。
この素材を使用して小紋染めした品が奥州小紋で、昭和30年代に竺仙が開発そして名づけたものです。

染めについて

型置き・染めは小紋染め同様、和紙を使い彫りあげた昔ながらの型を使用しております。
糊置きをした後、色合いを鮮明にする為、引き染めにて仕上げております。
差し色はすべて手差しで行い画一化されない味わいを出しております。
『松煙染小紋』とは　樹脂分の多い松の根を燻した煤を松煙といいます。この松煙を膠で練り、豆汁に溶いて染めたものが松煙染です。