白地のコーマ浴衣は、やはり the 浴衣。スッキリ潔い意匠が多く、夏の夕暮れなどにとてもよく映え、涼やかで早速と歩く姿はとても格好よく見えます。
そんなコーマ白地の中でも、ちょっと愛らしさがあったり、憂いがあったり、モダンであったりなど、一風変わった意匠のものを今の時代だからこそ袖を通していただきたいもの。
きっと白地浴衣にハードルの高さを感じている方にもお気に召していただけるのではないでしょうか。

お祭や花火大会はもちろん、夏のお泊まり会など、お子様も浴衣をお召しになる機会が多いかと思います。
お気に入りの柄や着心地のよい生地などで、楽しい思い出をたくさん作っていただきたいと思います。
今回は、オリジナルの綿芭蕉の生地を使ったつばめ帯をご紹介します。可愛らしいパステル色と黒色……、大人も欲しくなるようなお洒落カラーの新色です。

大相撲も五月場所が始まり、三社祭の頃になるといよいよ初夏の様相。
鬢付け油の甘い香り、お囃子の音と並び、祭半纏姿や浴衣姿もお江戸東京の季節の風物詩です。
浴衣に袖を通すのは花火大会の時だけという男性の方も、今年はいつもより早めに一味違った浴衣で夏を始めて、季節を存分に楽しんでいただきたいと思います。
今回は、型紙を作る工程や染めの工程で、少し手の込んだ浴衣をご紹介します。

木々の緑をはじめ万物が輝きを増す頃となると、今年の浴衣始めはいつにしようかしら、と夏に向けて気持ちも弾んでくるのではないでしょうか。
陽射しも強くなり、気温も上がるこの頃は、やはり見た目にも涼しげでスッキリとした浴衣に袖を通したくなります。
そんな時には、コーマ白地の差分はいかがでしょう。
白地の浴衣には憧れるけど、白紺はハードルが高いという方にも気楽にお召しいただけます。

あたたかな陽射しにコートを脱いで、軽やかな装いを楽しみたい季節です。
晴れた空色の着物と色とりどりの野の花の帯で一層春らしく。

縁起物をモチーフにした帯や着物は数多くありますが、意外に珍しいだるまの柄。
渋めの地色に赤くて丸いだるまさんが大人の洒落っ気を感じさせます。

海外への渡航にも制限がなくなり、いよいよ春休みやゴールデンウィーク、夏休みへの期待も高まっていることと思います。
暖かい国へのご旅行にコンパクトに畳める浴衣をお持ちになってはいかがでしょう。
ハリのある生地はまとわりつかず、肌を強い紫外線からも守ってくれる浴衣はきっと快適さと旅の思い出に一役買ってくれるはず。
ポップでモダンな配色のかげろう浴衣はそんなシーンによく合います。

花もほころぶこの季節、やさしい表情のおひなさまの帯で季節の装いを

多くの人に愛されてきた伝統柄には先人たちの想いが込められています。
永い時間をかけて、和装に合わせて洗練されてきた意匠には、時代を超えたセンスがあります。
今回は、昔から浴衣の代表柄として用いられてきた撫子と菖蒲のコーマ白地の浴衣の魅力をお伝えしたいと思い、フィーチャーしてみました。

江戸小紋と言えば質実剛健なイメージがありますが、今回ご紹介するのは優雅な趣のある柄の江戸小紋です。
扇と葵に流れるようにデザイン化された紐が美しく、また、地色が濃紫で染められ、風格も感じられます。
大河ドラマ「光る君へ」にちなんでこんな装いはいかがでしょう？